【PRなし】【シーボン体験レポ】勧誘やばい?高額?実際の施術と営業トークを本音でレビュー!

目次

はじめに|シーボンは怪しい?勧誘がやばいって本当?

最近、美容サロンやエステに関するトラブルのニュースを目にすることが増えています。高額なコース契約や、強引な勧誘によって、不安な思いをする人も少なくありません。

更にはミュゼアシリアクリニック銀座カラー など、大手サロンの倒産も相次いでおり、一層慎重になるのも当然だと思います。私自身フェイシャルエステに興味を持ち始めたものの、そんな背景もあり、通う場所はかなり慎重に選びたいと考えていました。

いろいろ調べた中で、気になったのが 「シーボン」
実際にカウンセリングと施術を体験してみたところ、ネットに載っていない情報や、「これはすごい…」と感じた営業トークもあり、その一部始終を赤裸々にお伝えしたいと思います。

尚、この記事はシーボンのアフィリエイトや協賛を含まない、完全ニュートラルな立場で記載をしています。

本記事では、以下の疑問について詳しく解説します。

  • シーボンの特徴と実態。安心して通えるエステなのか?
  • 勧誘は本当にやばい?帰れない?シーボンの営業の手法とは?
  • 体験して分かった、注意しておきたいポイント
この記事を書いた人

Enphoria代表 Haruna

新卒から営業職としてキャリアを積み、現在は営業代行を行う個人事業主。
社会人になってから、健康や美への関心がどんどん高まり、絶賛・お肌の曲がり角を迎え中。

化粧品、エステ、美容医療まで、いろいろ試行錯誤しながら、「本当に良いもの」を探す日々を送っています。

運営会社と収益構成について

シーボン(C’BON)は、株式会社シーボン が運営しています。

1966年創業の日本の老舗化粧品メーカーで、自社開発のスキンケア商品や美容器具の製造・販売に加え、フェイシャリストサロンの運営も行っています。

会社概要

  • 社名:株式会社シーボン(C’BON COSMETICS Co., Ltd.)
  • 設立:1966年1月24日
  • 所在地:〒106-8556 東京都港区六本木七丁目18番12号
  • 代表者
    • 代表取締役会長 犬塚 雅大
    • 代表取締役社長 執行役員 崎山 一弘
  • 事業内容
    • 化粧品および医薬部外品、並びに美容器具等の製造販売および輸出入事業
  • 資本金:4億8,393万円
  • 従業員数:連結 694名(※パート社員を除く|2024年3月31日現在)
  • 直営店(2025年1月24日現在):
  • シーボン フェイシャリストサロン:94店舗
  • シーボン コンセプトショップ:1店舗
  • C’BON Hair Salon neaf:3店舗
編集メモ

1966年設立のサロン業界の中でも老舗の会社です。

シーボンの収益構造|やっぱり化粧品販売がメイン?

様々な事業を営むシーボンですが、実際の収益構造を見ると「ホームケア用スキンケア商品の販売」が主軸になっています。

2024年3月期 売上構成(連結)

  • スキンケア(ホームケア):62億円(74.0%
  • スキンケア(サロンケア):17億円(20.5%)
  • メイクアップ:0.05億円(0.1%)
  • その他:4.5億円(5.4%)

📊 出典:株式会社シーボン IRハイライト|販売品目別売上高

編集メモ

サロンでの施術は、あくまで「商品を継続して使ってもらうためのアフターケア」としての位置づけが強いです。エステだけを利用したい人は、シーボンのメインターゲットではないようです。

シーボンの経営体制

シーボンでは、近年の経営環境の変化に対応するため、経営体制の強化将来に向けた成長戦略にも取り組んでいます。2020年2月、シーボンは新型コロナウイルスの影響を受けた業績回復を目指し、犬塚雅大氏が代表取締役会長に移動し、新たに崎山一弘氏が代表取締役社長に就任しました。

この体制変更は、コロナ禍からの早期回復と経営の立て直しを図るためのものであり、企業としての柔軟な対応力を高めることを目的としているそうです。

編集メモ

シーボンは創業家が経営に関わるオーナー企業であり、そのため、経営方針や体制変更には創業家の意向が反映されやすい可能性も考えられます。


シーボンの経営状況|業績と株価の推移

シーボンは老舗化粧品メーカーとして長く親しまれてきた一方で、コロナウイルスの影響を大きく受けた近年は売上や利益、株価の低迷が続いている状況は否定できません。

売上と利益の推移(2020年〜2024年)

  • 売上高:2020年3月期 111億円 → 2024年3月期 85億円台へと減少
  • 営業利益:赤字が続き、一時黒字化したものの2023年3月期は再び赤字に
  • 純資産:2020年 81億円 → 2024年 56億円まで減少

株価の推移(過去5年・2025年4月26日時点)

  • 株価:過去5年間で約48%下落
    • 2020年:2,000円前後 → 2025年4月現在:1,091円
    • 52週高値:1,425円/52週安値:1,010円
  • 時価総額:46.71億円
  • 配当利回り:1.83円

今後の注目ポイント

2025年3月期の決算はまだ発表されておらず(2025年4月時点)、今後の業績がどう動くのか、注目が集まっています。

直近の数字を見ると、経営的にはやや厳しい状況が続いているものの、純資産は50億円以上と一定の余裕があるため、すぐに不安視する必要はなさそうです。とはいえ、高額商品を検討している方は、念のため最新の情報を確認しながら、慎重に判断することをおすすめします。

シーボンの価格|シーボンの化粧品は高い?気になる価格をチェック

すでにご紹介した通り、シーボンはスキンケア商品の販売を中心にしたビジネスモデルです。その商品の一環として、購入者にはアフターケアとしてフェイシャルエステが提供されています。私が体験した店舗では、商品12,000円の購入ごとに、フェイシャルエステが1回無料で受けられる仕組みでした。

化粧品の価格帯(目安)

  • スキンケアライン一式:約5万〜15万円前後
  • 単品:
    • 化粧水・乳液など:1〜3万円台
    • 酵素洗顔:3万2千円(168回分)
    • 美容液やスペシャルケアアイテム:1〜3万円台

🔗 シーボン公式オンラインショップはこちら
https://www.cbon.co.jp/net/c/c?srsltid=AfmBOopKGQshE_ew0wxPQHaXAa7Ise2hqogILaqUuJk7X0tqKGAgJPMT

実際の商品価格や詳細が見られるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

編集メモ

化粧品は大体デパコス価格です。法外に高いわけではなく安心しました。笑 実際私が提案いただいた商品も全部で10万円強でしたが、1アイテム1万円程度の比較的手が届きやすいものからありました。

シーボン体験レビュー|カウンセリング〜施術〜営業までガチレポ

実際に私もシーボンのサロンに足を運び、カウンセリングから施術、そして気になる営業トークまで、一消費者としてすべて体験してきました。ここからは、そのリアルな体験の流れをお届けします。

1. 来店時の印象|店舗の雰囲気とスタッフ対応

店舗に入ると、まず感じたのは清潔感のある落ち着いた空間。店内はアロマというよりも、少しだけ病院のようなツンとした香りがしました。
また内装は主に白を基調としていてリラックスできる雰囲気でした。店内に入ると履き物を脱いで、カウンターへと案内をしていただきました。スタッフの方は4人ほどいらっしゃいましたが皆さん丁寧な対応で、初めてでも緊張感はあまりありませんでした。

2. カウンセリングの内容|本格的な肌診断とクレンジング

受付後、すぐにカウンセリングシートを記入し自身の肌の悩みや生活習慣について伝えます。

そして一度洗面台へ行き、シーボンのアイテムを使ってクレンジングと洗顔。普段のスキンケアの雑さを反省しました。もこもとの泡で行う洗顔は非常に気持ち良く、洗い上がりも突っ張らず乾燥肌の私にあっているようでした。

その後は、肌診断。専用のマシーンを使って肌を撮影。さらにマイクロスコープでも肌を確認します。
モニターに映された自分の肌状態に、ちょっとショック(笑)

・毛穴の開き・タイプ

・シミ・シワ具合

などが五段階で評価され、お姉さんから何か言われるというよりも、自発的に「これは改善しなきゃ…」という気持ちになります。

3. 施術体験|贅沢なケアに癒される

カウンセリング後は、いよいよ施術へ。

  • クレンジング:優しくメイクや汚れをオフ
  • マッサージ:肩・足までしっかりケア、力加減が絶妙
  • パック:しっとり保湿、香りにも癒される

施術中の会話は控えめで、とてもリラックスできました。終了後、鏡を見ると、肌がワントーン明るくなったように感じ、「おお、これは効果あるかも?」と素直に思いました。


4. 営業スタート|ここからがシーボンの本領発揮

施術後着替え、再びカウンセリングルームへ戻り、保湿を行います。そして「今使ったのは〜」といった形で自然に提案活動が始まります。ここからがいわゆる営業タイムです。

提案されたのは、クレンジング・化粧水・美容液などのスキンケア一式。合計で約10万円強のセットでした。「今ならキャンペーンで+〇回分のフェイシャルが付いてきます」といった、今買うべき理由とセットで提案いただきます。

ただあくまで、あなたの肌にはこれがおすすめですといったスタンスをとっているので、嫌な気持ちになることはありませんでした。

結局私はコスメは使っている時の気分が大事だと考えて、デパコスを使いたいのでシーボンはお断りすることにしました。ただ慎重派で基本的に即決しない私ですが、今回は本気で悩みました。それくらい商品も営業の質も高かったです。

シーボンの営業、ここがすごい|プロの技に納得した瞬間

1.最初に「シーボン=敷居が高そう」というイメージを崩してくる

  • 「学生さんも多いですよ」と言われたことが印象的でした。
  • これから高いものを売られるという先入観を最初にリセットするためのセリフだと思われます。

2.明確なBefore/Afterで効果をその場で感じさせる

  • 施術前後で、肌のトーンや感触の変化をすぐに実感させる。
  • 「今、変わった」という感覚が、自然と購買意欲につながる。

3.肌診断データを使い、根拠ある提案

  • 五段階評価をもとに、論理的に「必要性」を説明
  • 医療的診断ではないが、説得力のある仕組みとして完成度が高い。

4.仕組み化された営業スタイル

  • スタッフの個人差に依存せず、誰でも一定の質で提案できるように人件費を抑えつつも高効率な営業型が整っている。
編集メモ

シーボンの勧誘を断るコツ|スマートに帰るには?

シーボンの商品も営業も確かに良いものですが、話を聞いてみて「なんか違うな」と感じたら、しっかり断りましょう。断る権利は誰もが持っています。

  1. 「今日は一度考えたい」と冷静に伝える
    • 即決しない、持ち帰りたい姿勢をしっかり出す
  2. 「他にも検討している」と選択肢を示す
    • 一社だけでは決められない、というニュアンスを
    • 既に他のエステも予約していると伝えるのも

💡 無理に買うのはもったいない!

断れなくて、嫌々買うのは本当にもったいないです。
コスメは自分が気分良く使えることが一番大事
少しでも迷いがあるなら、即決せずに持ち帰る勇気も必要です。

編集メモ

ポイントは「誠実に、でも自分のペースを守ること」
私は肌が弱いので、スキンケアは翌日の経過を見てから伝えました。

シーボンはこんな人におすすめ/おすすめしない

  • おすすめな人
    • 継続的に肌ケアを本気でやりたい人
    • 営業に流されず、自分で判断できる人
    • エステ+商品でしっかりサポートを受けたい人
  • おすすめしない人
    • 体験だけしたい人
    • スキンケアにお金をかけたくない人
    • 勧誘が苦手な人

まとめ|体験して分かったリアルな感想

シーボンは、スキンケア商品とサロンケアがセットになった、ちょっと特別なスタイルのエステです。

施術の質やサポートは確かに良く、肌診断も本格的。業も上手で、正直「これは買ってもいいかも?」と本気で悩みました。

でも、最終的には自分が納得できるかどうかが一番大事。「違うな」と思えば断ってもいいし、「ここなら通いたい」と思えたなら、それは価値のある選択になるはずです。

この記事を書いた人

慶應義塾大学卒業後、大手外資・スタートアップで営業・人事を経験し独立。
"綺麗な履歴書"ではなく、“今”と“これから”に焦点を当てた働き方を広げるため、業務委託型の支援サービス「Be Buddy」を立ち上げました。

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